HOME  »»  女性の悩み  »»  更年期

更年期とは?

初潮 → 妊娠 → 出産 → 閉経といった自然の流れのなかで、閉経をはさんだ前後10年間を更年期といいます。

中医学では女性は7の倍数で変化を迎える考え方から、大体49歳くらいが閉経の年です。よって更年期は44歳~54歳くらいというところでしょう。

そもそも女性の一生は卵巣から分泌される女性ホルモンエストロゲンの作用が大きく関係しています。

自然の流れで女性ホルモンは徐々に低下していきますが、脳はそれを認識出来ずパニックを起こして体温調節機能や精神状態が不安定になる、というのが更年期の諸症状の原因といわれています。

このホルモンバランスの乱れに心身ともに慣れていくのに、およそ10年かかる、というものですが、更年期の諸症状は一時的なものでいつかは解決するものということを是非忘れないで頂きたいと思います。

更年期とエストロゲン、LH、FSHの関係


更年期の諸症状

こんな症状が表れてきたら是非ご相談ください。更年期の諸症状には個人差もありますが、職場環境・生活環境だけでなく季節や天候によっても変動します。

      ● 生理日数が短くなり、生理の量が少なくなる。
      ● 生理痛があったり、不正出血があったりする。
      ● 手足や腰が冷えやすくなった。
      ● のぼせ・ほてり・めまい・発汗がある。
      ● 疲労感・倦怠感があり、やる気がおきない。
      ● すぐカーッとなったりイライラしたりする。
      ● 忘れっぽくなった。
      ● 嘔吐をする。
      ● 何かわからないが不安で眠れない、多夢。
      ● 陰部にかゆみ、性交痛がある。
      ● 頻尿、夜間尿、失禁をしてしまう。




代表的な対応方法

更年期の諸症状は人それぞれですが、中医学ではの3つの働き低下が原因と考えます。いずれかひとつの不調であってもトータルバランスが崩れるので、放っておくと次第に他の臓腑にも影響を及ぼしていきます。それぞれが役割を果たして初めて健康な人生を送れるのです。

例えば腎の機能が低下して骨粗鬆症になった場合、放置しておくと腰痛や関節痛につながり、痛みがストレスとなって不眠・情緒不安につながる、または失禁が多くなり外出がおっくうになり、うつ状態になり、次第に認知症になるといった具合です。全てはつながっています。少しでも心あたりのある方は是非ご相談にいらしてください。



補腎ほじん

中医学でいう(じん)は、生命エネルギーの源、成長・発育・ホルモンバランスをコントロールします。この腎の働きが低下すると骨粗鬆症、認知症、失禁などのいわゆる老化現象が加速化します。

★腎を補う食べ物★
黒豆、くるみ、クコの実、栗、山芋、すっぽん、イカ、海老、海藻など

補腎ほじん


肝血かんけつを補う

肝血かんけつを補う

中医学でいう(かん)は、栄養物の分解合成貯蔵をする働きと血の流れを調整したり、精神をコントロールするといった働きがあります。の血が足りないと全身に栄養が行き渡らなくなり爪がもろくなる、髪が細くなる、白髪、貧血、目がかすむ、手足がしびれる、生理がない、といった症状が表れます。

★肝を補う食べ物★
枸杞子(くこの実)、あんず、すもも、黒ごま、さつまいも、金針菜、小豆、ほうれん草、レバー、鶏肉など



肝気かんきを巡らす

ストレスの多い環境にいると(かん)の気の流れが悪くなり、イライラ・情緒不安・憂鬱・張ったような痛みといった症状が表れます。(かん)気の乱れを整える方法を疏肝理気(そかんりき)といいます。

★肝気をめぐらす食べ物★
春菊、セリ、セロリ、三つ葉、紫蘇、陳皮(みかんの皮を乾燥させたもの)

肝気かんきを巡らす



▲ TOP


東京都町田市の漢方薬局、保元堂薬局です
〒194-0021
東京都町田市中町3-4-6
岩崎ビル1階
Tel/Fax:042-732-8870
営業時間:10:00~19:30
店休日:日曜日・祝祭日
保元堂薬局スタッフブログ


更年期のしたく・・・

老化は自然現象であり、誰にでもいつか訪れるものです。しかし、先人の智恵を生かしてその老化を緩やかに迎えることも出来ます。

女性は35歳を過ぎたら、男性は40歳を過ぎたら、更年期を迎える準備をはじめると良いでしょう。
良い更年期はやがて良い老年期へもつながります。


不眠と更年期

更年期に多くなる症状に「眠れない」または「眠りが浅い」「よく夢をみる」「おしっこで夜中に何度も起きる」といったものがあります。

一昔前の人なら『年をとると睡眠も食事も半分で済むんだよ』そう言っていたかも知れません。

この言葉に関連したものとしては「長寿の方は、栄養失調気味の人が多い、睡眠は一日7時間未満の人が多い」という傾向データ(80歳以上の方のアンケート)もあります。

中医学では、これらの症状を説明することが出来ます。

まず「おしっこで夜中に何度も起きる」については、腎の機能低下のためなので、腎の機能を強化してあげることで改善するでしょう。

その他の「眠れない」には、いくつかの原因が考えられます。

不眠

●血虚
(けっきょ:血の不足によるもの)

夜遅くまで勉強や仕事に追われていたりする方に多いタイプで、眠りが浅い、よく目が覚める、夢をたくさん見てしまう、目覚めが悪い、といった症状があります。

●陰虚
(いんきょ:水の不足によるもの)

最初は眠りが浅いだけだったのが、どんどん深刻化して、眠れなくてイライラしたり、動悸や息苦しさを覚えるようになったり、手足の裏がほてったり、汗をかいたり、といった症状があります。

このタイプの方ははすの実やゆり根などを日常的に食すると良いでしょう。

●気鬱化火
(きうつかか:熱のこもったもの)

ストレス過多の生活環境で、もともと怒りやすい方に多いタイプです。イライラして頭が冴えてしまい、全く眠気が起きない、不眠自体がストレス、便秘しやすい、といった症状があります。

日常的に牡蠣・あわび・香りの良いと感じる香草を食生活に取り入れると良いでしょう。

生活環境からストレスの原因を取り除く、または上手にストレスを発散する工夫も大切です。



骨粗しょう症

俗に軽石やスポンジのように骨に小さい孔がたくさんあいてしまう状態・・・骨粗しょう症は寝たきりの原因にもなる本当に怖い病気です。

年とともに身長が縮んだ、背中が曲がった、という方は、スカスカになってもろくなった骨が圧迫骨折をしてそのまま骨が固まった結果なのです。

閉経による女性ホルモンの低下とともに、骨密度が低くなるため、肝と腎をしっかり補って早めに対策を施しましょう!

骨粗しょう症

更年期を含め女性の諸症状は
漢方薬の得意分野です!
当店の専門スタッフへ
何でもお気軽にご相談ください♪